気が軽い
読み方:きがかるい
「気が軽い」の意味
気さくで、人とすぐに打ち解けて振る舞えることを意味する慣用句です。
人柄や性質について使われます。
「気が軽い」の使い方
次のような型がよく使われます。
- 「〜は気が軽い」
「〜」には人を表す言葉が入り、その人の性質について述べます。「彼は気が軽い」「あの店主は気が軽い」などの形です。 - 「気の軽い〜」
名詞の前では「が」を「の」に替えた形も使われます。「気の軽い人」「気の軽い仲間」などと続けます。 - 「気が軽く、〜」
後ろに、その人の振る舞いや行動を続ける形です。「気が軽く、誰とでも話す」「気が軽く、初対面でもよく笑う」などと使います。
「気が軽い」の例文
- 新しく入った同僚は気が軽く、初日からみんなに話しかけていた。
- 祖父は昔から気の軽い人で、近所の子どもたちにも親しまれている。
- あの店の主人は気が軽いので、初めて訪れた客でも話しやすい。
「気が軽い」の類似表現
気さく(きさく)
意味は非常に近く、多くの場面で言い換えられます。
「気さく」は「気さくな人」「気さくに話す」のように、人柄だけでなく振る舞い方を表す形でもよく使われます。
気が置けない(きがおけない)
遠慮や気兼ねをする必要がなく、気楽に付き合えることを表します。
「気が軽い」が人の気さくな性質を表すのに対して、「気が置けない友人」のように、相手との親しい関係について使われることの多い表現です。
「気が軽い」の古い用例
俳諧『西鶴五百韻』(1679年)には、「気がかるふなる」という形の記述があります。
「気が軽い」に当たる表現が、江戸時代前期にはすでに使われていたことが分かります。
参考文献・出典
- 新村出編『広辞苑』第七版、岩波書店、2018年。
- 米川明彦・大谷伊都子編『日本語慣用句辞典』東京堂出版、2005年、「気が軽い」項。
- 小学館国語辞典編集部編『精選版 日本国語大辞典』小学館、2005~2006年、「気が軽い」項。
