働きかけても手ごたえがなく、相手から反応が返ってこないことのたとえ。
いくら働きかけても相手の反応が薄く、話が進まない、張り合いがないという意味です。単に『相手が弱い』という意味ではなく、こちらの力や言葉に対して十分な反応が返ってこず、手ごたえを感じられない状態を表します。
努力の方向が相手に伝わらず、手ごたえを得られない感覚を表します。
「暖簾に腕押し」の使い方
力を入れても手ごたえがなく、張り合いがないことのたとえ。 いくら働きかけても反応が薄い相手や、話が進まず張り合いがない状況に使います。
いくら働きかけても反応が薄い相手や、話が進まず張り合いがない状況に使います。
「暖簾に腕押し」の例文
この場面は「暖簾に腕押し」ということわざで表せます。
意味を確認してから「暖簾に腕押し」を使うと、意図が伝わりやすくなります。
「暖簾に腕押し」の教えを、日常の判断にも生かしたい。
「暖簾に腕押し」の由来・背景
「腕押し」は腕相撲のことで、暖簾を相手に押しても手ごたえがないことから生まれた比喩です。精選版日本国語大辞典では1909年の森鴎外『鶏』に用例が示されています。
初出そのものを断定せず、確認できる辞書掲載の古い用例として扱います。
『腕押し』は腕相撲のことです。柔らかく揺れる暖簾を相手に押しても押し返す力がなく、手ごたえを得られないことから、働きかけても反応が返ってこない状況の比喩になりました。精選版日本国語大辞典系の項目では森鴎外『鶏』(1909)の用例が示されます。一方、1892年刊『ことわざ草 : 和漢泰西』のOCR全文にも同じ語形が確認でき、より早い採録候補として扱えます。
「腕押し」は腕相撲のことで、暖簾を相手に押しても手ごたえがないことから生まれた比喩です。精選版日本国語大辞典では1909年の森鴎外『鶏』に用例が示されています。
1892年資料はOCRで語形を確認していますが、原画像一字単位照合が未完了のため厳密な初出とはしません。また、1909年の森鴎外『鶏』は辞書が示す確実な文学作品用例として扱います。
1892年の採録候補。OCR原画像の一字単位照合未完了のため、厳密な初出年とは断定しない。
古い用例と用法の広がり
「腕押し」は腕相撲のことで、暖簾を相手に押しても手ごたえがないことから生まれた比喩です。精選版日本国語大辞典では1909年の森鴎外『鶏』に用例が示されています。
確認済みの根拠資料を詳しく見る
資料上の表記:暖簾に腕押し
1892年刊『ことわざ草 : 和漢泰西』のOCR全文で『暖簾に腕押し』の語形が確認できる。1909年の森鴎外『鶏』より早い採録候補として重要だが、OCR資料のため原画像一字単位照合を終えるまでは厳密な初出とは扱わない。
原資料・書誌を見る ↗資料の該当箇所を詳しく見る
OCR全文で確認。原画像一字単位照合は未完了のため、厳密な翻刻・初出断定には用いない。
『ことわざを知る辞典』では、暖簾を相手に押しても手ごたえがない感覚から、相手の反応が乏しく張り合いがないこと、話しても埒が明かないことをたとえる表現として説明される。
原資料・書誌を見る ↗精選版日本国語大辞典系の項目では、森鴎外『鶏』(1909)に『暖簾に腕押し』の用例が示される。近代文学の中で現在と同じ定型が用いられていたことを示す。
原資料・書誌を見る ↗歴史の中で意味・使われ方はどう変わった?
いくら働きかけても反応が薄い相手や、話が進まず張り合いがない状況に使います。
確認状況を明示し、未確認事項を確定情報のように扱わない方針です。
「最古」と断定せず、現時点で確認できる古い資料・用例として積み上げています。資料間で作者や由来の伝承が異なる場合は、複数説を保持して比較します。

