勝負や仕事に成功したあとこそ油断せず、気持ちを引き締めて次に備えよという教え。
成功直後は安心や慢心から失敗しやすいので、成果を喜びつつも警戒と準備を続けるべきだとすることわざ。
「勝って兜の緒を締めよ」の使い方
成功直後は安心や慢心から失敗しやすいので、成果を喜びつつも警戒と準備を続けるべきだとすることわざ。
試合に勝った後、目標を達成した後、業績が良かった後など、成功で気が緩みやすい場面で使う。
「勝って兜の緒を締めよ」の例文
大会で優勝したが、勝って兜の緒を締めよ。次の試合へ向けて基礎から見直そう。
今期は好調だった。だからこそ勝って兜の緒を締めよで、リスク管理を怠らない。
試験に合格して終わりではなく、ここから新しい勉強が始まる。
「勝って兜の緒を締めよ」の由来・背景
戦いに勝ったあとも兜を固定する緒を締め直し、反撃に備える武士の姿に由来する比喩。15世紀の記録に近い形の用例が確認される。
戦いに勝ったあとも兜を固定する緒を締め直し、反撃に備える武士の姿に由来する比喩。15世紀の記録に近い形の用例が確認される。
1485年
古い用例と用法の広がり
精選版日本国語大辞典では『蔭凉軒日録』文明17年(1485)に「勝って兜の緒を締めよ」に当たる古い実例が示される。武家の警戒心を背景に長く伝わった。
確認済みの根拠資料を詳しく見る
「勝而甲をしむと云事あり」とする1485年の古い実例を確認。
原資料・書誌を見る ↗表記・言い回しはどう変わってきた?
確認できる別表記・異形:勝て兜の緒を締めよ
歴史の中で意味・使われ方はどう変わった?
スポーツ、受験、仕事、経営など、成功後の慢心を戒める一般的な表現として使われる。
確認状況を明示し、未確認事項を確定情報のように扱わない方針です。
「最古」と断定せず、現時点で確認できる古い資料・用例として積み上げています。資料間で作者や由来の伝承が異なる場合は、複数説を保持して比較します。

