最初は嘘や冗談だったことが、思いがけず本当になってしまうこと。
はじめから実現させるつもりがなかった言葉や作り事が、偶然や成り行きによって現実になることをいう。嘘をつくこと自体を勧める表現ではない。
「嘘から出た実」の使い方
はじめから実現させるつもりがなかった言葉や作り事が、偶然や成り行きによって現実になることをいう。嘘をつくこと自体を勧める表現ではない。
冗談で言った将来像が本当に実現した、仮の話が現実になった、軽い嘘が結果として事実になった場面で使う。
「嘘から出た実」の例文
冗談で「いつか店を出す」と言っていたら、本当に開業することになった。嘘から出た実だ。
仮の企画として出した案が正式採用され、嘘から出た実のような展開になった。
最初はその場しのぎの設定だったのに、後から現実が追いついた。
「嘘から出た実」の由来・背景
嘘だった内容が結果として真実になるという逆転を表す。18世紀の浄瑠璃に現在につながる用例が確認され、江戸いろはかるたにも採用された。
嘘だった内容が結果として真実になるという逆転を表す。18世紀の浄瑠璃に現在につながる用例が確認され、江戸いろはかるたにも採用された。
1748年
古い用例と用法の広がり
精選版日本国語大辞典では1748年『仮名手本忠臣蔵』に古い実例が示される。江戸いろはかるたにも採用され、表記は「実」「真」などに揺れがある。
確認済みの根拠資料を詳しく見る
1748年『仮名手本忠臣蔵』の古い実例、江戸いろはかるた採用、表記の揺れを確認。
原資料・書誌を見る ↗表記・言い回しはどう変わってきた?
確認できる別表記・異形:嘘から出た真
嘘より出た実
歴史の中で意味・使われ方はどう変わった?
冗談の予言が当たった場合、仮の計画が本物になった場合など、意外な現実化を面白く振り返るときに使われる。
確認状況を明示し、未確認事項を確定情報のように扱わない方針です。
「最古」と断定せず、現時点で確認できる古い資料・用例として積み上げています。資料間で作者や由来の伝承が異なる場合は、複数説を保持して比較します。
