連日連夜
読み方:れんじつれんや
「連日連夜」の意味
何日にもわたり、昼も夜も続けて物事が行われることです。
「毎日毎晩」という時間的な継続を表します。
「連日連夜」の使い方
次のような形で使われます。
- 「連日連夜、〜」
後ろに続いている行動や出来事を置きます。「連日連夜、対応に追われる」「連日連夜、雨が降る」などの形です。 - 「連日連夜の〜」
後ろに「作業」「会議」「警戒」「苦労」などを続けます。「連日連夜の作業」「連日連夜の警戒」などと使います。 - 「連日連夜にわたって〜」
ある状態や行動が何日にも及んだことを示す形です。「連日連夜にわたって騒音が続く」のように使います。裁判例にも「連日連夜にわたって」という形が見られます。
「連日連夜」の例文
- 災害対策本部では、職員が交代しながら連日連夜、復旧作業を進めました。
- 大会の開催期間中、駅前は連日連夜のにぎわいを見せていました。
- 締め切りを目前にして、問い合わせへの対応が連日連夜にわたって続きました。
「連日連夜」の類似表現
昼夜兼行(ちゅうやけんこう)
昼も夜も休まず道を急ぐことから、昼夜の区別なく仕事などを続ける場合にも使います。
「昼夜兼行で工事を進める」のように、休まず急いで進めるという意味合いを持たせやすい言葉です。
四六時中(しろくじちゅう)
「一日中」から転じて「いつも」「しじゅう」という意味でも使えるため、「四六時中そのことを考えている」のように、考えや気持ちが常に続いている場合にも使えます。
「連日連夜」を構成する言葉の意味
「連日」は何日か引き続いて毎日、「連夜」は幾晩も引き続いて毎夜という意味です。
前者は古く『明衡往来』、後者は『新撰万葉集』にも用例があり、それぞれ「日が続くこと」「夜が続くこと」を表す語として日本語で古くから使われていました。
「連日連夜」の古い用例
1894年(明治27年)11月8日の『東京朝日新聞』の記事には、
「連日連夜(レンジツレンヤ)勝敗を争ひしハ」
という用例があります。
「連日連夜」の直後に動作を置く形で使われており、少なくとも明治20年代には現在と同じ四字の語形と読みが日本語で使用されていたことが分かります。
芥川龍之介の『開化の殺人』には、
「予が連日連夜の苦悶は」
という表現があります。
作品は1918年(大正7年)7月に『中央公論』で発表されており、「連日連夜の」の形で後ろの名詞を修飾する使い方が見られます。
参考文献・出典
- 新村出編『広辞苑』第七版、岩波書店、2018年。
- 飯間浩明編『小学館 四字熟語を知る辞典』小学館、2018年、「連日連夜」項。
- 小学館国語辞典編集部編『精選版 日本国語大辞典』小学館、2005~2006年。
- 日本国語大辞典編集部『日国友の会』「れんじつれんや【連日連夜】」。
- 芥川龍之介「開化の殺人」『中央公論』1918年7月。
